ダイハツ キャスト試乗感想1|アクティバとスタイル乗り心地は違う?

キャストアクティバ画像0022

ダイハツから新型モデルキャスト(CAST)が発売されましたね。

今回発売されたのは、キャスト(CAST)の3つのモデルの中で
SUVスタイルのアクティバ(ACTIVA)とセダンタイプのスタイル(STYLE)

このアクティバ(ACTIVA)とスタイル(STYLE)は、
乗り心地やパワーは違うのか、気になりますよね。

キャスト アクティバ(CAST ACTIVA)の方が全高が30mm程度高いものの、
私はこの2台のモデルは、ほとんど乗り心地は一緒だと思っていました。

もし乗り心地の違いがあっても、私のようなクルマのド素人には、
気が付かないレベルだと思っていました。

しかし、いつもお世話になっているディーラーさんが、キャスト アクティバと
キャスト スタイルでは、乗り心地が違うと教えてくれました。

なので、本当にキャスト(CAST)はモデルによって乗り心地やパワーが異なるのか
確めるため、両方のモデルを同日に試乗させてもらうことにしました。
(感覚を忘れないため・・・。)

実際にキャスト アクティバ(CAST ACTIVA)とキャスト スタイル(CAST STYLE)を
試乗したら、確かに多少運転感覚や乗り心地が異なる・・・・。

私が感じたキャスト(CAST)のアクティバ(ACTIVA)とスタイル(STYLE)の
乗り心地の違いについて紹介したいと思います。

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キャスト アクティバ&スタイルの乗り心地の違い

今回私が試乗させてもらったのは、コチラのモデル。

キャストアクティバ画像0067

キャストスタイル画像0070

ともにキャスト(CAST)の最上位グレード”Gターボ”SAⅡ”。

そして、同じ試乗ルートを約15分間運転させてもらいました。
しかし、たった15分で違いを感じるには、十分な時間でした。

私がキャスト(CAST)の2台を試乗して気付いた違いは、次の2つ。

違い1 視界の高さ

まず、キャスト(CAST)のアクティバとスタイルを試乗をしてみて
気が付いたのは、視線の高さの違い。

キャスト アクティバ(CAST ACTIVA)の方が運転席の位置が高く、
視界が良い。

キャストアクティバ画像0026

SUVスタイルのアクティバ(ACTIVA)の全高は1,630mm、
そして、セダンタイプのスタイル(STYLE)の全高は、1,600mm

その差はわずか30mm
しかし、運転席に座ってみると、思った以上にこの違いは大きかったです。

今回試乗する際、このキャスト(CAST)の2台のモデルの視界の高さの違いを
確認するためにシートリフターを一番下にして座ってみました。

キャストスタイル画像0029

その時のシート位置・視線の高さが全く違う・・・。

今回は、キャスト スタイル(CAST STYLE)→アクティバ(ACTIVA)の順に
試乗を行いました。

キャスト スタイル(CAST STYLE)の試乗が終って、アクティバ(ACTIVA)の
運転席に乗り込んだ瞬間、スグに運転席の高さの違いに気が付きました。

キャスト アクティバ(CAST ACTIVA)の方が最低地上高が高いので、
運転席に座ってみると、明らかに腰高感のようなモノがありました。

たった30mm(3cm)でこれ程違いがでるとは、思いませんでした。

普通乗用車のミニバンに乗っているような視線の高さはありませんが、
明らかにキャスト スタイル(CAST STYLE)よりも視線が高く、運転がしやすい
ように感じました。

この視線の高さや視界の良さは、キャスト アクティバ(CAST ACTIVA)の
特徴の一つだと思いました。

違い2 乗り心地の違い

また、キャスト(CAST)のアクティバ(ACTIVA)とスタイル(STYLE)では、
乗り心地も異なります。

キャストスタイル画像0058

乗り味が少し固く感じたのは、スタイル(STYLE)の方。

一方、アクティバ(ACTIVA)の方がスタイル(STYLE)に比べて、
若干乗り心地が柔らかい感じがしました。

このキャスト(CAST)の2つのモデルの乗り心地の違いの原因は、
タイヤサイズとサスペンション。

キャストアクティバ画像0008

キャストのアクティバ(ACTIVA)とスタイル(STYLE)では、
タイヤサイズが違うようです。
この2台のモデルのタイヤサイズは、このようになっています。

■キャスト(CAST)のタイヤサイズ
アクティバ:165/60R15
スタイル  :165/55R15

アクティバ(ACTIVA)とスタイル(STYLE)では、真ん中の数字(スラッシュの後)が
“60”と”55″と
若干数値が違いますよね。
この”60″と”55″と言う数値は、扁平率(へんぺいりつ)を表しています。

扁平率とは、タイヤの幅に対する高さの割合の事です。

ちょっと意味が分からないですよね^^;;

簡単に説明しますと、扁平率はタイヤの厚みを表す数値で、
この数値が高ければ高いほど
タイヤの厚み(高さ)があるという事です。

Nワゴン特別仕様車0010

つまり、今回のケースでは、タイヤの幅は同じですが、
厚み(高さ)はスタイル(STYLE)よりもアクティバ(ACTIVA)の方が
若干ですがある事を表しています。
(ちなみに、一番最初の165は、タイヤの幅を表しています。)

このように見比べてみても、あまり気が付きませんが、
実際には、アクティバ(ACTIVA)の方がタイヤは高くなっています。

■キャスト アクティバのタイヤ

キャストアクティバ画像0063

■キャスト スタイルのタイヤ

キャストスタイル画像0027

実は、この扁平率の違いは、乗り心地に大きく影響を与えます。

アクティバ(ACTIVA)のようにタイヤが厚いという事は、ゴムの部分が
厚いという事なので、その分、道路や路面のショックを吸収して和らげてくれます。

なので、乗り心地が柔らかく感じるのです。

一方、タイヤが薄いと、タイヤ自体で路面からのショックを吸収しきれないので
乗り心地が硬くなるというわけです。

このタイヤの厚みの違いのため、アクティバ(ACTIVA)の方が
スタイル(STYLE)よりも若干乗り心地が柔らかく感じました。

また、アクティバ(ACTIVA)では、スタイル(STYLE)とは異なる
少し長めの専用のサスペンションを装備しているようです。

このサスペンションの差も乗り心地に影響を与えているようです。

乗り心地の違いは大きい!?

今回私は市街地やカンタンな山道・坂道を運転させてもらったのですが、
乗り心地にそれ程大きな違いは、ありませんでした。

キャストアクティバ画像0025

多少、アクティバ(ACTIVA)の方が柔らかくて、少しフワフワするかな!?
くらいの差・・・。

本当に僅かです。
かなり注意深く運転しないと、気が付かないくらいの差です。

しかし、もう少しデコボコ道などを運転すると
この乗り心地の違いは、もっと明らかになるようです。

悪路を運転する機会が多い方は、キャスト スタイル(CAST STYLE)よりも
キャスト アクティバ(CAST ACTIVA)の方が良いかもしれませんね。

キャスト アクティバ&スタイル パワーに違いは?

このように若干乗り心地に違いがあるキャスト(CAST)の
スタイル(STYLE)とアクティバ(ACTIVA)。

キャストスタイル画像0020

乗り心地や視界の高さに違いが多少あった2台のモデルですが、
パワーに関しては、違いを全く感じませんでした。

よくよく考えたら当たり前ですよね。
スタイル(STYLE)とアクティバ(ACTIVA)では、同じエンジンを搭載しているので・・・

今回試乗したのはキャスト(CAST)のターボ車。
しかも、坂道や山道運転では、ハンドルに装備されているPWR(パワースイッチ)を
使用したので、特にパワー不足を感じる場面はありませんでした。

エンジンの出力をあげるPWR(パワースイッチ)も装備されていますし、
ターボ車を購入すれば、パワー不足を感じる場面は、それ程多くないのかなと
思いました。

キャストスタイル画像0023

このようにキャスト(CAST)のスタイル(STYLE)とアクティバ(ACTIVA)では、
若干ですが、視界の高さや乗り心地に違いがありました。

もし乗り心地の違いなどが気になるなら、キャスト(CAST)の両モデルを
同じ試乗コースで運転する事をおススメします。

そうすると2台の乗り心地などの違いに気が付くと思いますよ。

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コメント

  1. あのに より:

    はじめまして。
    いきなりなのですが、キャスト スタイルとラパンの乗り心地や運転した際の違い等、比較していただけないでしょうか?
    よろしくお願いします。

    • K-コンシェルジュ より:

      あのに様

      はじめまして。
      コメントありがとうございます。

      あのに様は、キャスト スタイルとラパン購入でお悩みなのでしょうか?
      今度、乗り心地など記事にしてアップいたします。

      少々お待ちくださいませ。
      今後ともよろしくお願い致します。