アルトの荷室画像インプレ。試乗して気になった点とは…?

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スズキのセダン型軽自動車の新型アルトがフルモデルチェンジをして、
新発売されましたね。

今回新発売された新型アルト(ALTO)は価格を抑えめにしたためか
比較的シンプルなデザインの内装・インテリアになっていますが、
装備や機能・使い勝手は十分満足できるレベル。

また、荷室・ラゲッジスペースもこのサイズの軽自動車としては
十分に満足できる広さになっているように感じました。
ただその一方、実際にこのクルマを試乗して荷室で少し気になった点も…。

そんな新型アルト(ALTO)の荷室・トランクについて、徹底的にレビューを
していきたいと思います。

※2016年3月26日の記事です。

K-コンシェルジュ

軽自動車ディーラーの店長を務めていたK-コンシェルジュが軽自動車のお悩み・疑問点を解決します。軽自動車を実際に試乗した感想・乗り心地から欠点まで包み隠さず紹介していきます。

K-コンシェルジュ
Chapter
アルトの荷室レビュー1:開口部編
気になったのは開けた時のテールゲートの高さ
アルトの荷室レビュー2:後部座席を使用時
アルトの荷室レビュー3:後部座席を格納時
新型アルト欠点は荷室アレンジ

アルトの荷室レビュー1:開口部編

今回フルモデルチェンジをして新しくなった新型アルト(ALTO)の
リアのデザインは、このようになっています。
そして、テールゲートを開けるとこのような感じなります。
この新型アルト(ALTO)のテールゲートを開けた時の私の第一印象は、
“荷室の開口部がかなり広い”と言うこと。

今回新発売されたこのクルマはリヤコンビネーションランプをバンパー部分に
内蔵したことによって、開口幅をギリギリまで広くする事ができたようです。

実際の数値では横幅が160mmも拡大し、1065mmになっているそうです。
この広い開口部はとても魅力的に感じました。

気になったのは開けた時のテールゲートの高さ

このように新型アルト(ALTO)の荷室開口部は大満足でしたが、
少し気になったのは開けた時のテールゲートの高さ。

今回新発売された新型アルト(ALTO)のテールゲートを開けると、
かなり高い位置まで持ち上がります。
実際にこのテールゲートの一番上の部分の高さは約1930mm。

身長が175㎝ある私は特に問題なくこのテールゲートの開け閉めを
する事ができたのですが、身長が155cmの妻が腕を伸ばしてなんとか
開け閉めができるくらい。

個人的には開けた時のテールゲートの位置はもう少し低い方が良いのかなと
思いました。

また、新型アルト(ALTO)のテールゲートで気になったのは、手を添える
グリップが用意されていないこと。

このこともテールゲートの開け閉めをしにくくしている原因なのかなと感じました。

このクルマは男性よりも女性メインのクルマなので、テールゲートの
高さにももう少し気を使ってほしかったです。

アルトの荷室レビュー2:後部座席を使用時

そして、今回フルモデルチェンジをして新発売された新型アルト(ALTO)の
後部座席を使用した時の荷室・ラゲッジスペースの広さはこのようになっています。
奥行きは最長で415mm。
セダン型の小型軽自動車としては十分に広い部類で、スーパーマーケットの
ショッピングバックなど無理なく置けるサイズになっているなと感じました。

また、この新型アルト(ALTO)の荷室・ラゲッジスペースで良いと思ったのは、
サイドの壁の部分が大きくエグリとられたようなデザインになっている事。

このデザインは様々なタイプのベビーカーも積めるようにしたスズキの配慮。

この工夫のおかげでベビーカー以外にも少し大きめの家具や家電も積む事が
できますし、個人的には新型アルト(ALTO)の荷室・ラゲッジスペースの
デザインはとても良いと思いました。

ちなみに、今回新発売された新型アルトでは後部座席のスライド機能が
装備されていないため、荷室・ラゲッジスペースの奥行きを調整する事ができません。

あらかじめご注意を…。

アルトの荷室レビュー3:後部座席を格納時

また、今回新発売された新型アルト(ALTO)は後部座席を格納して、
広い荷室スペースを作ることが可能です。

実際に後部座席を格納した時の様子はこのようになっています。
広さは十分ですよね。

また新型アルト(ALTO)の嬉しいポイントは、シートを格納した時の
床面に段差がなくほぼフラットになっている事。

シートのフロアは水平ではなく、若干手前下がりになっているものの
気になるレベルではありませんでした。

段差がなく使い勝手がよさそうな新型アルト(ALTO)の荷室はとても好印象でした。

新型アルト欠点は荷室アレンジ

とても使い勝手が良さそうな新型アルト(ALTO)の荷室・ラゲッジスペースですが、
個人的に残念だったのは、このクルマの後部座席は全グレード通じて左右一体型の
デザインを採用している事。
そのため、最近の軽自動車では可能な当たり前になってきた
“3名乗車+大型荷物”と言うアレンジは不可能で、後部座席を格納すると、
“2名乗車+大型荷物”となります。

先代モデルのアルトでは後部座席の分轄格納できる仕様があったことを
考えると、少し残念に感じました。
今回新発売された新型アルト(ALTO)の荷室・ラゲッジスペースは、
このようなデザインになっていました。

分轄格納できない後部座席や少し高すぎるテールゲートなど細かい点を
言えばきりがありませんが、このサイズ&この価格の軽自動車にしては
十分に満足できるレベルの荷室・ラゲッジスペースになっているなと感じました。

もし新型アルト(ALTO)の荷室・ラゲッジスペースで満足できなかったら、
内装のデザインにもこだわったアルトラパンや一回り大きいワゴンRなどの
購入を検討した方が良いのかなと思いました。
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