【ノンターボの加速力はどうだった？】トヨタ タンク/ルーミー試乗インプレ

今回私が試乗をさせてもらったモデルは、トヨタ店から発売されている
ルーミー カスタム(ROOMY Custom)のノンターボ車。グレードは、カスタムGSでした。

ちょうど見た目は、このような感じです。

このノンターボ車でディーラーさんの近所の平坦な道を中心に約20分程度
運転をさせてもらいました。

結論から申しあげまして、タンク(TANK)＆ルーミー(ROOMY)のノンターボ車でも
街中など平坦な道ならそれほど加速力やパワーに不満を感じるシーンは、
少ないのかなと思いました。

私は1.0リットルターボエンジンのモデルも運転をさせて貰って加速力や
パワーの乗り比べてをさせてもらったのですが、発進時の加速力やパワーには
確かに違いがあります。

タンク(TANK)＆ルーミー(ROOMY)にターボエンジンとノンターボエンジンを
乗り比べて、特に私が違いを感じたのは、発進時。

このクルマのターボ車では、発進時も1.0リットルエンジンとは思えないほどの
パワーがあり、アクセルを踏み込むと”すいすい～”っと気持ち良く加速をしていきます。

「このクルマに搭載されているのは、1.0リットルエンジンだよ。」と話しても
信じない人もいるかもしれません。そのくらいこのタンク＆ルーミーのターボ
エンジンの加速力・パワーは良いです。

このターボエンジンと比較してしまうと、信号待ちからの発進時などに
もっさり感を感じてしまいます。アクセルを踏み込んでからクルマが動きだすのに
若干時間がかかる感じ…。

ウェイク(WAKE)やタント(TANT)などスーパーハイト系ワゴンと呼ばれる
背の高い軽自動車と比較すると、発進時の加速力やパワーもだいぶましですが、
1.0リットルエンジンと比較すると、物足りなさを感じてしまうのも事実です。

また、アクセルを踏み込んだ時、”ブゥゥゥゥ～～ン”というエンジン音が
クルマの加速よりも先に来るラバーバンド感もターボエンジンよりも
ノンターボ車の方が大きいように感じます。

ただ、加速が終わり街中を時速40km/h～50km/hていどで一定のスピードで
運転している時には、タンク(TANK)＆ルーミー(ROOMY)の1.0リットルエンジンの
ノンターボエンジンのチカラ不足・加速力の無さを感じる事はありません。

同じプラットフォームを採用しているトヨタのコンパクトカー”パッソ(PASSO)”と
同様にハンドルの軽さは気になりましたが、一定のスピードで運転している時の
快適さや乗り心地の良さは、ターボエンジンを搭載したモデルとそれ程変わりは
ないのかなと思いました。

今回トヨタから新発売されたタンク(TANK)＆ルーミー(ROOMY)の
ノンターボ車のパワーや乗り心地は、このようになっていました。

ターボエンジンを搭載したモデルとノンターボ車では、発進時の加速力の
違いなどはありましたが、実際にスピードに乗ってしまうと思ったよりも違いは
ないように感じました。

家の近所の道が平坦な道が多く、子供の送り迎えや近所への買い物など
普段使いがメインならノンターボ車でも十分なのかなと思いました。
山道や坂道が多い地域にお住まいの方や高速道路を運転する機会が多い方は、
ターボ車の方が良いと思いましたが…。

もしタンク(TANK)＆ルーミー(ROOMY)のターボ車とノンターボ車でお悩みの方は、
ぜひとも乗り比べをしてみてください。発進時の加速力などに不満が無ければ、
ノンターボ車でも十分なのかなと個人的には思いました。