ハスラーの荷室サイズを確認。数値だけではわからない欠点とは?

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スズキの人気軽SUVのハスラー(Hustler)が2015年12月にマイナーチェンジをして
新発売されましたね。

マイナーチェンジをしたハスラー(Hustler)は、新色が追加されただけではなく、
シートのデザインが変更されるなど大幅に変更。

しかし、汚れや傷に強いプラスチックの素材をフロアに使用しているなど
荷室・ラゲッジスペースに違いはありませんでした。

また、後部座席のスライドする事によって荷室・ラゲッジスペースの
奥行きを調整できるのも全く一緒。

そんなマイナーチェンジをしたハスラー(Hustler)の荷室サイズ、また、
私が実際にこのハスラー(Hustler)の荷室・ラゲッジスペースを見て
気になったデメリットや欠点を紹介したいと思います。

※2016年2月11日の記事です。

K-コンシェルジュ

軽自動車ディーラーの店長を務めていたK-コンシェルジュが軽自動車のお悩み・疑問点を解決します。軽自動車を実際に試乗した感想・乗り心地から欠点まで包み隠さず紹介していきます。

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Chapter
後部座席を使用時のハスラーの荷室サイズ
ハスラーの後部座席を一番後ろにした時の荷室サイズ
ハスラーの後部座席を一番前にした時の荷室サイズ
ハスラーの荷室サイズの数値だけではわからない欠点

後部座席を使用時のハスラーの荷室サイズ

ハスラーの後部座席を一番後ろにした時の荷室サイズ

マイナーチェンジをしたハスラー(Hustler)の後部座席を一番後ろに
スライドした時の様子は、このようになっています。

ハスラー(Hustler)の後部座席を一番後ろにスライドすると、やはり荷室・
ラゲッジスペースは、やっぱり狭め。
このハスラー(Hustler)は床下収納も装備されていないので、この状態では
多くの荷物を積むのはちょっと難しいのかなと言った印象を持ちました。
そして、このような状態にした時の荷室サイズは、このようになっていました。

■後部座席を一番後ろにした時の荷室サイズ
荷室高: 900mm
荷室幅:1010mm
奥行き: 290mm

このような状態の時のハスラー(Hustler)の荷室の奥行きはたった290mm。
荷室の高さは十分なのですが、奥行きは狭いので積むことが出来る荷物は
かなり限られてしまうと感じました。

ハスラーの後部座席を一番前にした時の荷室サイズ

一方、ハスラー(Hustler)の後部座席を一番前にした時の荷室・
ラゲッジスペースの様子はこのようになっています。
荷室フロアに使用されているボード一枚分奥行きが広くなりましたね。

後部座席を一番後ろにスライドした時は荷室の奥行きはかなり
狭くなっていましたが、これなら十分な広さですよね。

これならコストコなどでたくさん買い物をしても、ラクラク積む事が
できそうだと思いました。
この状態の時の荷室はの軽自動車などと比べると圧倒的に広いとは
思いませんでしたが、普段使いでは十分に満足できるレベルだと思いました。

そして、ハスラー(Hustler)の後部座席を一番前にした時の荷室・
ラゲッジスペースのサイズはこのようになっていました。

■後部座席を一番後ろにした時の荷室サイズ
荷室高: 900mm
荷室幅:1010mm
奥行き: 450mm

このようにするとハスラー(Hustler)の後部座席を一番後ろにした時に比べて、
荷室・ラゲッジスペースの奥行きが約160mmほど広くなることに…。

160mmと言うと大した違いが無いように感じますが、実際に見ると大きな違い。

このようにすると後部座席の足元空間は少し狭くなるのが欠点ですが、
日帰り旅行~一泊ていどの短期旅行ならこの荷室容量で十分だと思いました。

ハスラーの荷室サイズの数値だけではわからない欠点

後部座席のスライド位置によっては十分に満足できる容量を誇る
ハスラー(Hustler)の荷室・ラゲッジスペースですが、この荷室サイズの
数値だけではわからない欠点が…。

それは荷室・ラゲッジフロアのフロアの位置が他の軽自動車よりも若干高い事。
ハスラー(Hustler)は雪道やオフロードでも走ることができるSUV車のため、
最低地上高が他の軽自動車よりも高くなっています。
そのため、他の軽自動車と比べると荷物の積み下ろしが若干大変なように感じました。

ちなみに、今回マイナーチェンジをしたハスラーは、ベースとなっている
モデルのスズキのハイト系軽自動のワゴンRよりも荷室のフロア位置は
高くなっており、670mmとなっているようです。
ディーラーさんは荷室のフロアの高さはワゴンRとそれ程変わらないと
言っていましたが、実際に見てみると荷室ロアの高さは全く違うように感じました。

この実数値以上に高く感じるハスラー(Hustler)の荷室フロアは、
このクルマのデメリット・欠点の一つなのかなと思いました。

もしこれからマイナーチェンジをして新発売されたハスラーの標準車や
特別仕様車Jスタイル2の試乗に行かれる方は、荷室・ラゲッジスペースまで
しっかりと確認してみてくださいね。
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