収納スペースの多さと使い勝手対決|キャストとラパンを比較3

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ダイハツから新型モデル”キャスト(CAST)“が新発売されましたが、
売れ行きがスゴイいみたいですね。

なんと発売1ヶ月で月間目標販売台数の4倍となる2万台を売り上げたみたいです。
発売直後は多く売れるとは言え、これはかなりスゴイ事ですよね。

私も先日このキャスト(CAST)を見に行って来たのですが、
実際に見てこのクルマの良いと思ったところは収納スペースが多いところ。

このクルマの競合車のラパン(LAPIN)も収納スペースは工夫されていましたが、
数や使い勝手を考えると、キャスト(CAST)の方が良いと思いました。

そんなキャスト(CAST)とラパン(LAPIN)の運転席まわりの収納スペースの違いを
比較してみました。

※2015年10月14日の記事です。

K-コンシェルジュ

軽自動車ディーラーの店長を務めていたK-コンシェルジュが軽自動車のお悩み・疑問点を解決します。軽自動車を実際に試乗した感想・乗り心地から欠点まで包み隠さず紹介していきます。

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Chapter
比較1:ドリンクホルダー
運転席側のドリンクホルダー
助手席側のドリンクホルダー
比較2:センターアンダーボックス
比較3:助手席側のインパネの収納スペース
比較4:【注目】キャストのみの収納スペース

比較1:ドリンクホルダー

運転席側のドリンクホルダー

キャスト(CAST)とラパン(LAPIN)のドリンクホルダーを比べてみると、
大きな違いがありました。

キャストの運転席側のドリンクホルダーはこのようなデザインになっています。
このクルマのドリンクホルダーは一般的な丸いデザイン。
ペットボトルを置くとこのよう感じになります。
ペットボトルを置いた状態でもウィンカー操作がしやすいのは、
好印象でした。

一方、ラパン(LAPIN)の運転席側のドリンクホルダーはこのようなデザイン。
四角形のドリンクホルダーは珍しいですよね。
このような珍しいデザインにしたのは、500mlの紙パックのドリンクを
置けるようにしたため。

実際にラパンのドリンクホルダーに紙パックの飲み物を置くとこのような感じ。
紙パックのドリンクも置けるのは、珍しいですよね。
個人的にはキャスト(CAST)よりもラパンの方が使いやすそうな感じがしました。

助手席側のドリンクホルダー

また、キャスト(CAST)・ラパン(LAPIN)ともに助手席側のドリンクホルダーは、
格納されているタイプ。
キャスト(CAST)のプッシュ式のドリンクホルダーを展開してみるとこのような感じ。
デザイン自体は可も無く不可もなくと言った感じでしたが、格納タイプなので
使用しないときはスッキリとしたインパネになっているのは良かったです。

また、キャスト(CAST)のドリンクホルダーはプッシュ式になっており、
展開がカンタンで使い勝手が良いのも好印象でした。

一方、ラパン(LAPIN)の助手席側のドリンクホルダーはこのようなデザインに
なっています。
ラパン(LAPIN)のドリンクホルダーは引き出し式。
プッシュ式だったキャスト(CAST)に比べて、多少手間がかかるのは
残念に感じてしまいました。

ただ、ラパン(LAPIN)の助手席側のドリンクホルダーは運転席側と同様に
500mlの紙パックのドリンクが置けるように設計されていました。
この点はラパン(LAPIN)の良い部分だと思いました。

このようにラパン(LAPIN)のドリンクホルダーは紙パックのドリンクも
置けるように設計されているので、キャスト(CAST)よりも使い勝手が
良いように感じました。

比較2:センターアンダーボックス

キャスト(CAST)とラパン(LAPIN)ともにインパネの中央の下の部分には、
ゴミ袋などをを置く事ができるセンターアンダーボックス(センターロアボックス)が
装備されています。

キャスト(CAST)のセンターアンダーボックス(センターロアボックス)は、
このようなデザインになっています。
一方、スズキから発売されたラパン(LAPIN)のセンターアンダーボックスは、
このようになっていました。
ちょっと画像では見比べにくいですが、キャスト(CAST)よりもラパンの方が
センターアンダーボックスの開口部も広くなっていて使いやすい印象を持ちました。

また、ラパン(LAPIN)のセンターアンダーボックス(センターロアボックス)の上には
トレイも装備されており、このような工夫も高ポイントでした。

比較3:助手席側のインパネの収納スペース

また、キャスト(CAST)・ラパン(LAPIN)ともに助手席側の収納スペースは、2箇所用意。

キャスト(CAST)では、グローブボックス以外にこのようなアッパーボックスを装備。
ちなみに、このようにリッド付きのアッパーボックスを装備
しているのは、上品なセダンスタイルのキャスト スタイル(CAST STYLE)のみ。

一方、クロスオーバーデザインのキャスト アクティバ(CAST ACTIVA)では、
ボックスタイプでは無く、このようなトレイを装備していました。
そして、スズキから発売されたラパン(LAPIN)のグローブボックスの上の部分には
ボックスティッシュが置ける引き出し式の収納スペースが装備されていました。
助手席側の収納スペースの数は全く同じですが、
両方のクルマをクルマを確認してみて、この助手席側の収納スペースは
ラパン(LAPIN)の方が使い勝手が良いように感じました。

私がラパン(LAPIN)の収納スペースの方が使い勝手が良いと感じた理由は、
ボックス内の広さと形。
ラパン(LAPIN)の収納スペースは、このようにボックスティッシュがスッポリと
入るくらい大きくなています。

一方、キャスト(CAST)のボックスを開けて中を確認してみると、
少しイビツな形になっていました。
この事を考えるとキャスト(CAST)よりもラパン(LAPIN)の収納ボックスの方が
使い勝手が良いのかなと思いました。

比較4:【注目】キャストのみの収納スペース

ドリンクホルダーやアッパーボックスの収納スペースは、
ラパン(LAPIN)の方が使い勝手が良いと感じました。

しかし、キャスト(CAST)にはラパン(LAPIN)には用意されていない
収納スペースがあります。

このラパン(LAPIN)には用意されていない収納スペースのうちの一つは、
ルームミラー付近に装備されているオーバーヘッドコンソール。
キャスト(CAST)のオーバーヘッドコンソールを開けると、
このようなデザインになっています。
運転中に使用するサングラスやメガネを置いておくのに便利そうですよね。

このオーバーヘッドコンソールを装備しているクルマは増えてきましたが、
使い勝手はなかなか良さそうな感じがしました。

また、キャスト(CAST)のみに装備されている収納スペースと言えば、
助手席下についているプラスチック素材のシートアンダートレイ。
運転用のクツだけでなく、プラスチックで出来ているので子供の汚れた
着替えなどを置いておくのにも良いのかなと思いました。
ドリンクホルダーや収納スペースの使い勝手はラパン(LAPIN)の方が
良いと思いましたが、キャスト(CAST)にはこのクルマにしか無い
収納スペースを用意しています。

特にオーバーヘッドコンソールや助手席の下にあるシートアンダートレイは、
キャスト(CAST)のメリットだと思いました。

一方、スズキから発売されているラパンは収納スペースの工夫は良かったのですが、
収納スペースの数ではどおしても劣っているように感じてしまいまいた。
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