乗降性が良いのはどっち?|キャスト アクティバとスタイル比較

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3つの異なるデザインを持つキャスト(CAST)が出揃いましたね。

その中で特に人気が高くなっているのが、SUVスタイルのアクティバと
上級セダンスタイルのスタイル(Style)。

最後に発売されたスポーツ(SPORT)は価格が高いこともあり、この2台の
クルマと比べると若干売れ行きは落ちるそうです。

キャストの中で特に売れ行きの高いアクティバとスタイルですが、
最低地上高が異なるため、乗降性・乗り降りのしやすさが全く異なります。

キャスト アクティバとスタイルではどちらのクルマの方が乗り降りが
しやすいか紹介します。

※2015年12月11日の記事です。

K-コンシェルジュ

軽自動車ディーラーの店長を務めていたK-コンシェルジュが軽自動車のお悩み・疑問点を解決します。軽自動車を実際に試乗した感想・乗り心地から欠点まで包み隠さず紹介していきます。

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Chapter
乗降性を比較1:フロントシート
キャスト アクティバのフロントシート
キャスト スタイルのフロントシート
乗降性を比較2:後部座席
キャスト アクティバの後部座席
キャスト スタイルの後部座席

乗降性を比較1:フロントシート

キャスト アクティバのフロントシート

クロスオーバースタイルのキャスト アクティバ(CAST ACTIVA)の
フロントシートは、このようなデザインになっています。
最低地上高はスタイル(STYLE)よりも30mmほど高くなっており、180mmに設定。

フロアの位置が高いと乗降性・乗り降りのしやすさが悪くなっていると
思いがちですが、キャスト アクティバ(CAST ACTIVA)の場合は当てはまりません。

個人的には乗降性・乗り降りのしやすさは、キャスト スタイルよりも
アクティバ(ACTIVA)の方がしやすいように感じました。

理由は、シートの高さ。
今回新発売さられたキャスト アクティバ(CAST ACTIVA)は、シートの
位置が3つのモデルの中で一番高くなっており、立ったり座ったりする際の
姿勢の変化が少ないので、とってもラク。

実際にキャスト アクティバ(CAST ACTIVA)では、”よいしょっ!”と
乗り込むというより、スッと乗り込める感じです。

フロントシート横のドア開口部のステップまでの高さは約350mmと
ななっていますが、この高さも全く気になりませんでした。

この乗降性の良さは軽自動車の中でも特に良いと思いました。

キャスト スタイルのフロントシート

一方、キャスト スタイルのフロントシートは、このようなデザインに
なっています。
このキャスト スタイルの最低地上高は150mmとなっており、アクティバよりも
30mmほど低くなっています。

この30mmはたいした事は無いと思っていましたが、実際に乗り込んで見ると
乗降性の違いに気が付きます。

キャスト スタイルのフロントシートの横のステップまでの高さが325mmと
なっており、アクティバよりも設定よりも脚が運びやすいのは好印象でした。

しかし、車高もアクティバ(ACTIVA)よりも低くなっており、
乗り込むアクションを大きくしないといけないのが、ちょっと難点・・・。
腰を下ろしたり、立ったりする作業はアクティバよりもスムーズさは
欠ける印象を持ちました。

身長175cmある私にはキャスト アクティバ(CAST ACTIVA)の方が
乗り降りはしやすいように感じました。

乗降性を比較2:後部座席

キャスト アクティバの後部座席

キャスト アクティバ(CAST ACTIVA)の後部座席は、このようになっています。
このクルマの後部座席はフロントシートよりも着座位置が高くなっており、
シートの高さは680mm、そして、ステップ高は380mmとなっています。

なので、フロントシートの後に後部座席を乗り降りしてみると、
フロアの高さが少し気になりました。

ただ、フロントシートと同様に後部座席もキャスト スタイルよりも
アクティバ(ACTIVA)よりも良く感じました。

理由は後部座席の高さがとても良いから。

フロントシートと同様にキャスト アクティバ(CAST ACTIVA)の方が
スタイルよりもシート位置が高くてスッと乗り降りする事が可能です。
しかも、キャストはフロントシートよりも後部座席の方がドアの開口部が
狭くなっており、なので、立ったり座ったりする時の姿勢がより少ない
キャスト アクティバのメリットが際立っているように感じました。

このシート位置の高さは、キャストアクティバのメリットの一つかなと思いました。

キャスト スタイルの後部座席

一方、キャスト スタイル(CAST STYLE)の後部座席はこのようになっています。
このキャスト スタイル(CAST STYLE)の後部座席のシートの高さは660mm、
そして、ステップ高は360mmとなっており、アクティバより20mmほど低くなっています。

この20mmほどシートの着座位置が低くなっている分、
キャスト アクティバ(CAST ACTIVA)よりも乗り降りのアクションが大きなります。

また、キャストスタイルでは後部座席の乗降する際は、頭を天井にぶつけないように
背中を大きく曲げないといけないのも少し残念でした。
このようにキャスト アクティバ(CAST ACTIVA)とスタイルでは、シートの
高さ・フロアの高さが異なるので、乗り降りのしやすさも異なっていました。

個人的にはキャスト アクティバ(ACTIVA)の方がしやすい感じがしましたが、
この乗降性は身長などによって全く異なります。

例えば、小さな子供が乗り降りする場合は、シートやステップが低い
キャスト スタイル(CAST STYLE)の方が良いと思います。

この乗降性は人それぞれによって感じ方は異なるので、ディーラーに行った際は
自分で確めてみてくださいね。
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